タカラバイオを利食ったところで、株式会社トランスジェニック (マザーズ:2342)を薦められた。

トランスジェニックは、熊本県の産学官連携事業をベースに、大学発ベンチャーとして98年に設立された会社だ。

同社は、遺伝子が作り出すタンパク質の解析に必要な特異抗体(バイオ試薬)に着目し、その開発・製造を、最初の事業として立ち上げた。

その後、遺伝子機能を直接解明するための研究ツールとして、特定の遺伝子がなくなっているマウス「遺伝子破壊マウス」の研究開発に着手した。

ヒトやマウスの遺伝子は約3万あるとされており、トランスジェニック社は熊本大学・山村研一教授が発明した効率的な技術を用い、今後10年間で2万系統のマウス作製を目標にしている。

さらに、遺伝子機能の解析データは随時特許化し、遺伝子特許自体の販売も行っていく。

生命科学の領域ではヒトの遺伝子配列の解析が終了し、これからは遺伝子機能の解明に研究の中心が移っていく。

遺伝子破壊マウスや特異抗体は、その主要な解析ツールであり、生物学・医学の基礎研究だけではなく、遺伝子治療などの応用分野でも大きな需要がある。

トランスジェニック社は、他の追随を許さない技術でこれらを戦略的に供給しており、世界的に通用するバイオベンチャー企業として発展が期待されている。

人気化したら大相場必至ということで、注目銘柄だ。